開発フローのご案内
BUSINESS FLOW
メイティックスは製品づくりをひとつのラインで考えます。
メーカーからの要求に応える発想にはじまり、独自の生産システムの開発・製作、そして厳しいチェックを経た納品まで、全てが有機的に繋がってひとつの製品を生み出していきます。
1
受注 ORDER ACCEPTANCE
お客さまのご相談から私たちの製品づくりは始まります。問題点・構想の確認を行います。
2
設計 DESIGN
蓄積されたノウハウと最新のテクノロジーを駆使し、さまざまな角度からアプローチ。最善策を打ち出します。
3
専用工作機械開発
DEVELOPMENT OF DEDICATED MACHINE TOOLS
私たちは、製品仕様に基づき専用工作機械を自社開発しています。また、独自の生産システムの立ち上げまで行います。
4
試作 TRIAL MANUFACTURING
試作品を制作し、さらなる改善点の洗い出しを行います。
5
生産 PRODUCTION
自動化ラインや最新鋭設備をはじめとした先進設備を積極的に導入。高効率かつ高精度の製品づくりを可能にしています。
6
納品 DELIVERY
あらゆる角度からミクロレベルまで総合的に実施している品質検査。「メイティックスクオリティ」を実現した製品だけが、お客さまのもとへ届きます。
開発 DEVELOPMENT
時代を見据えた素材の選択と、斬新な発想を活かす独自のシステム。
テクノロジーの進化とともに飛躍的に向上したクルマの機能。
そして部品に求められる要求は先鋭化し、ニーズを満たすための高い技術力が必要となっています。
メイティックスは豊富なノウハウによる提案をはじめ、マグネシウムをはじめとする最新の素材を選択。さらに生産準備から大量生産までを引き受ける一貫したシステム体制によって、高効率かつ高精度の部品提供を可能にしています。
マグネシウム加工のパイオニアとして、さらに高度な製品づくりを追求。
省資源と環境が大きなテーマとなっている現代のクルマづくり。それらを達成するためには「軽量化」を欠かすことはできません。あらゆる部品の重量を細かく減らすことで、大幅にエネルギーの節約が可能となります。
なかでも、素材からの軽量化はその効果が大きく、これからますます求められる分野です。
私たちメイティックスでは、その条件を満たす素材であるマグネシウムの加工にいち早く挑戦。現在ではシリンダヘッドカバーの量産により、マグネシウム部品の生産数では国内トップクラス。
その実績と他社の追従を許さない卓越した加工技術は、高い評価を受けています。今後もさまざまな素材に積極的な姿勢で取り組み、さらに高度な技術を追求していきます。
求め続ける心。満足という言葉はありません。
新素材への展開、新しい分野への参入には莫大なエネルギーが必要となります。それを支えているのが、一人ひとりの貪欲な探求心。常に他とは違うことを求め続け、そして独自の技術にまで昇華させます。迅速で柔軟な行動で価値ある製品を提供しさらに上を目指す。私たちメイティックスのポリシーです。
高度な技術を活かすために、自社開発の生産システムは不可欠。
私たちメイティックスは、仕様に基づいて部品生産に必要な専用工作機械を自社開発しています。それは生産工程の無駄を最小限にとどめるとともに生産時間のロスを防ぐことはもちろん、「高精度な製品は高精度な工作機械にしかつくれない」といった独自の判断があるからです。
ますます複雑化する部品加工にあって、品質のすぐれた製品を供給するためには、すべてを一貫して管理できる体制づくりが不可欠。柔軟な発想をベースに、熟練の技術が生み出す世界にひとつしかない独自の加工ラインをつくり上げること。私たちの製品づくりはそこから始まっています。
技術 TECHNOLOGY
100分の1mmにこだわる。すべての製品にメイティックスのテクノロジー。
品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Deliverytime)。
その全てを満たさなければ現在の部品づくりは成り立ちません。
メイティックスでは、自動化ラインや最新鋭設備をはじめとした先進設備を積極的に導入。
高効率かつ高精度の部品提供を可能にしています。
そして、そこから生まれる製品に絶対の自信と誇りをもって送り出していきます。
人とメカニズムのコンビネーション。最新技術が最高レベルのものづくりを支える。
高品質の製品づくりのためにメイティックスでは、最新の設備を積極的に導入しています。その一例が自動化ライン。私たちが求めるハイクオリティ、トータルコストダウンを高い次元で達成しています。
また、多品種生産に対応するために生産ラインを複合ラインとして、さまざまな要求にフレキシブルに対応できる体制を整えています。しかし、ラインの自動化が進んでもそれを管理し、動かすのは「人」。携わる一人ひとりのスキルがそこでつくられる製品に反映します。メイティックスでは最新の設備、ラインの導入とともに、それらをより効率的に運用するための人材にも自信を持っています。
完成度が違う、精度が違う。メイティックスならではのこだわり。
新型部品の加工でも高い評価を受けるメイティックス。
しかし、その加工精度は部品の大小に関わらず常にハイレベルを追求しています。たとえば、穴の加工において100分の1mm単位の精度が必要なため、ミクロン単位の調整をして精度を確保。常に妥協をしないこともメイティックスの大切なポリシーです。
設備 EQUIPMENT
メイティックス株式会社の主要設備についてご紹介します。
主要な機械設備
専用工作機械 | 1528台 | メイティックス製 |
---|---|---|
マシニングセンター(横型) | 123台 | 日立精機、大隅豊和、安田工業、キラ・コーポレーション、オークマ |
マシニングセンター(縦型) | 190台 | ファナック、森精機、キラ・コーポレーション、大隅豊和、オークマ |
NC旋盤 | 70台 | 森精機、日立精機、富士機械、オークマ、大隅豊和 |
円筒研削盤 | 2台 | 三菱重工 |
平面研削盤 | 2台 | 岡本機械 |
横中ぐり盤 | 1台 | 東芝 |
普通旋盤 | 4台 | 大阪機工 |
治工具 | 758台 |
その他の設備
三次元測定機 | 7台 | ミツトヨ(1台)、東京精密(6台) |
---|---|---|
表面アラサ測定機 | 1台 | ミツトヨ |
CAD | 8台 | マイクロケーラムⅡ |
品質 QUALITY
求めるのは追従を許さない精度の高さ。
高度な機器と人の目がメイティックスクォリティを支える。
メイティックスがつくる製品の内容は多彩。
工場では最新のマシンと行き届いた管理で、安定した品質による生産を行っています。
また、素材の吟味から最終工程に至るまでの綿密な検査で、さらなるクオリティアップを図っています。
そして、それを支えるのは鍛えられた人の目。
自ら高く設定したハードルをもクリアする品質「メイティックスクオリティ」は、常に最高を求めるスタッフ一人ひとりの努力から生まれています。
クルマの安全性に直結する品質を、厳しい管理体制が支えている。
最新のクルマづくりでは使われているパーツのわずかな違いが性能にはっきり現れます。メイティックスが生産する製品はクルマの品質・性能に直結するエンジンまわりをはじめ、駆動装置、伝導装置などクルマの基本中の基本ともいえる、重要な部分を占めており安全とも密接に関係しています。
その品質には厳しい視線が注がれているといえるでしょう。それに応えるべく、私たちはパーフェクトライン活動への取り組みを強化し、お客様へ信頼される品質にむけて、各部品の高精度をあらゆる面から追求する独自の体制で臨んでいます。そして、そのラインや設備が間違いなく稼働しているかを、担当スタッフが厳重にチェックして、その品質の維持に努めています。
科学的なミクロ単位の検証も、厳しく見つめる目があってこそ。
設計段階で設定された品質レベルが100%満たされていることを前提に工場を後にする製品群。精度の高い加工技術は、徹底した品質管理体制によって支えられているといっても過言ではありません。メイティックスはハイクオリティな製品づくりを進めるために、スタッフが各段階ごとに厳しい基準を設定し綿密な検査を実施。その製品を見つめる厳しい目に妥協という言葉はありません。ラインから出てくる製品には不良品がない「ゼロ・ディフェクト体制」で臨み、さらに品質検査のスペシャリストである品証部門では、最新の測定機器を活用しながらの寸法測定、表面粗度、試験などあらゆる角度からミクロレベルの検査を総合的に実施。