グローバルで働く
~活躍できるステージを語る~
GLOBAL
情熱を持ち続けることが、仕事を、そして社会を面白くする!
"やりたい事を仕事にする"その想いが仕事への情熱の素になる。
私が入社後に配属になったのは製造の現場でした。当初から機械設備の保全業務に関心があり、いつか実務として関わりたいとずっと思っていました。そして現場での業務を10年間経験した後、技術部という部署に異動となりました。
技術部に入ってからまず担当したのが、念願だった設備保全業務。やっと本格的に保全業務に関われると思うと本当に嬉しかったです。この時期にかなりスキルを伸ばすこともでき、とても充実した3年間でした。その後、技術部のもう一つの業務である生産性向上の業務を担当し、社外での研修などを経験しながら、広い視野での生産性向上のためのノウハウを学びました。
こうして、現場での製造、設備の保全、生産性向上のための業務をひと通り経験した後、2005年にメイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカへ改善活動のメンバーとして初めて現地に赴き、その後3年間は、1年の内の半年をアメリカで過ごす日々が続きました。2008年からは本社にてARラインの立ち上げ、マネジメント業務や原価管理を経験し、2011年に子会社であるメイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカの社長に任命されました。
言葉は違っても、"相手を思い、伝えること"で、コミュニケーションを円滑に。
メイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカでまず感じたことは、仕事面、生活面ともに、時間の流れがとてもゆっくり流れていること。「大らか」のひと言に尽きます。以前渡米していた頃からずっと思っていましたが、アメリカは自分に合っているな、と思います(笑)。確かに初めは、言葉の違いからコミュニケーションがうまく取れるか不安もありました。ただ、私の場合は、アメリカに対して抵抗感といったものが少なく、スムーズに溶け込めたところがよかったかもしれません。やはり根本的には言葉そのものよりも、相手に対する姿勢だと思います。もちろん、ある程度の英会話能力は必要だと思いますが、仕事をするのは同じ人間同士であり、仕事を通して自分の気持ちが相手に伝わるものだと思います。
メイティックスで働くことの魅力は、“自分のアイデアを発信して、かたちにすることができる”こと。年齢や性別、キャリアに一切関係なく、チャレンジする人たちには平等にチャンスが与えられる会社です。そして大切なのは仕事への情熱。私もメイティックスに入社して21年が経ちましたが、純粋に仕事が好きで楽しんでやっています。それは仕事への情熱があるからこそ。そんな熱い思いを持った人には、メイティックスはずっと楽しめる会社だと思います。
MATIX Corporation of America
社長 山田 慎二
技術職で働く ~先輩社員の声~
DESIGN
一歩踏み出すチャレンジ精神、それが自分を大きくしてくれる。
妥協しないものづくりを追求するプロフェッショナル集団。
もっといいモノを、もっと質の高いものを。と自分のアイデア一つでどこまでも追及できる。私はそこにモノづくりの魅力と面白さを感じます。やればやるほど道が広がり、いいモノが生まれる。そして、そこに自分の実力を反映できるんです。
メイティックスに入社して11年目、現在は製品を加工する際に使用する機械の組み立て・調整を担当しています。他社の機械で製品を生産するのではなく、機械から自社で設計・製作しているのが、メイティックスの特徴。子供の頃からクルマ好きで、そこからモノづくりに興味を持ち、機械系へ進学した私にとって、メイティックスの姿勢にはとても共感できるものがあり、入社を決めました。
入社直後は製造部に配属。そこで1年間、部品生産のイロハを学びました。企業の心臓部である生産部門を経験できたことは、技術部に移ってから大きく役立ちましたね。機械を設計・製作しているのは私たちでも、その機械を使うのは、実際に部品生産に携わる人たちですから。現場の目線に立たないと、作業者の方にとっては使いづらい機械になってしまいます。つまり、常に現場の立場で考えることが求められますね。それと同時に、定期的に現場の方にヒアリングを行なうなどのコミュニケーションも欠かせません。現場の声を汲み取り、改良を重ねた結果、「前と比べてとても使いやすくなったよ」と言われたときはとても嬉しかったですね。
国を越えて自分の力を発揮できるメイティックスの広範なフィールド。
90年を超える歴史で培った技術をさらに活かし、お客様のニーズに柔軟にお応えする体制作りの一貫として、メイティックスは10年前、アメリカに子会社「メイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカ」を立ち上げました。これまでも年に数回、メイティックスの技術部メンバーがアメリカに赴き、製造ラインの立ち上げや技術教育などのサポートを行なってきました。実は、私も先日、メイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカから帰ってきたばかり。今回は、メイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカの工場内に新たな設備を搬入し、一つの製造ラインを完成させてくるという使命でした。何もかもが日本とは違う環境に当初は戸惑いましたね。特に、言葉の壁が立ちはだかりましたが、カタコトの英語とジェスチャーでなんとか乗り切りました(笑)。
メイティックス・コーポレーション・オブ・アメリカに行ったのを契機に、技術に関して多面的に考えることができるようになりました。同じメイティックスの一員でありながら、国が違えば考え方も進め方も違ってくる。すると設備も日本と全く同じ仕様では通用しないこともあるんです。その面では非常に苦労しましたけど、視野が広がったおかげで柔軟性を持った考え方ができるようになりましたね。 機械の設計・製作に携わって11年目。今後は、これまでの経験で得た知識を活かし、技術にさらに磨きをかけて精度の高い機械を作っていきたいですね。
メイティックスは若い技術者にもどんどんチャンスを与えてくれる会社です。知識は入社してからいくらでも得ることができます。大切なのは、どんなことでも積極的に取り組むチャレンジ精神。熱い思いを持っている方であれば、活躍できるフィールドはたくさんありますよ。
製造現場で働く
~対談・現場が語る~
MANUFACTURE
チャレンジしたいことがあれば、みんなが一緒になって協力してくれる。メイティックスはそんな会社です
メイティックスでの仕事内容、さらに仕事を通しての上司・部下の係わりなどについて、入社したての新人社員二人と上司に話を聞きました。
─まず、それぞれの仕事内容とみなさんの接点をご紹介ください。 | |
新人A | 先輩と同じ生産部に所属し、インテークマニホールドの担当として、加工と組み付けのライン作業をしています。 |
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新人B | 私はデバイダーという製品の“バリ取り”(切削面に出るバリという削りカスを取る作業)を担当しています。バリが残ると製品として正常に動作しなくなるので、残らないようにいつも厳しくチェックしています。 |
─先輩は二人の上司という立場になるのでしょうか。 | |
先輩 | そうですね。私は入社16年目で、当初からこの生産部の所属です。ここでは、オイルパンの加工、機関系部品の加工と組み付けを行っていて、私の主な業務としてはチームの管理業務になります。 |
─先輩から見た新人二人の第一印象をお聞きしたいのですが、まず新人Aさんから教えてください。 | |
先輩 | 新人Aくんに初めて会った時は、体が細いから体力的に大丈夫かな、と少し心配しましたね。 |
新人A | そんなに弱々しく見えていたんですね、僕は(笑)。 |
先輩 | ごめん。でも仕事ぶりを見ていたら、懸命に取り組んでいるし、頑張っているようだから安心したね。今は何も心配していないよ。 |
新人A | ありがとうございます。 |
先輩 | 新人Bさんは、年齢も離れているし、うまくコミュニケーションを取れるか少し不安だったな。 |
新人B | 私は、先輩を“課長”という響きから『厳しそうな人だな・・・』って勝手に思っていました。 |
先輩 | “課長”っていうだけで? |
新人B | すみません(笑)。私、会社というはもちろん、「課長」という上司のもとで働くということが初めてだったので、入社前からガチガチに緊張していたんです。もちろん、今は違います。環境にも慣れてきたこともありますが、実際に課長やみなさんと一緒に仕事をしていて、とっても話しやすい方ばかりだということが分かったので。 |
先輩 | 良かった、それを聞いて安心したよ。 |
新人A | 僕は先輩に初めてお会いした時は、固そうな人だな、と思いました。だから、話せる機会なんて無いんじゃないかと思ってましたね。でも実際には、課長からどんどん声を掛けてくれて、不思議な感じでした。 |
先輩 | そうだったんだ(笑)。そんな風に思われていたんだね。知らなかった。でも、メイティックスって親しみやすい人が多いと思うな。社風としてもオープン、というか。そういう雰囲気があると思う。新人Bさんは“ガチガチに緊張”していたみたいだけど、すぐにみんなと馴染んだんじゃないかな。 |
新人B | そうなんです。みなさん、とても気さくに話しかけてくれる人たちばかりで、とても助かりました。 |
―メイティックスでは入社してから各部署へ配属される前に研修があるそうですが? | |
新人A | はい。メイティックスでは、入社するとまずいろいろな部署を見学したり、担当の先輩たちの話を聞いたり、実際の業務を経験できるんです。その後で、それぞれの得意分野を活かせる部署に配属されます。だから、僕も仕事に対する抵抗感や不安はありませんでした。 |
―なるほど。では、実際に配属された後、スムーズに仕事ができる体制が整っているんですね。 | |
新人B | そうです。説明を聞くだけでは一体どんな仕事をするのかイメージしにくいと思いますが、実際に工場内の見学や作業の経験ができるから、仕事の具体的内容がとてもよく分かりました。それに、どの部署でも、分からないことを質問するとすぐに誰かが答えてくれたので、聞きやすかったですね。 |
―ところで、先輩にお聞きしたいのですが、新人Aさん、新人Bさんに関する印象的なエピソードなどありますか? | |
先輩 | そうだな、新人A君については、『5S』の時のことかな。メイティックスには『5S』(整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ))教育というのがあるんだけど、ラインの『5S』をしていた時の新人Aくんが印象的でしたね。他の新入社員の子たちと喋ることなく、黙々と清掃している。与えられた業務に対してまじめに取り組む子だな、と感心しました。その後、チームリーダーに『誰が良いか』と聞かれて、迷わず『新人Aくん!』って言ったんだよ。 |
新人A | そうなんですか。ありがとうございます。でも、その5Sの時は、入社したばかりで緊張もあったんだと思います。 |
先輩 | 新人Bさんは、作業の指導中に、自分の生産している部品が自動車のどの部分に使われ、どんな機能を果たしているのか質問してくれたことがあったよね。その時は、『仕事に興味を持ってくれたんだ!』と思って、つい嬉しくなって定時を過ぎてまで製品サンプルやテキストを使って説明したっけ。 |
新人B | はい、とてもよく覚えています。メイティックスの先輩たちはみなさん親切に教えてくれる人ばかりですよね。後輩をもっと育てていこう!っていう想いが伝わってきます。 |
―その教育の一環かもしれませんが、新入社員と上司の間でレポートのやりとりがあるそうですね。 | |
先輩 | レポートというか、交換日記のようなものですね。部署に配属されてからの1ヶ月は、その日あったことや感じたこと、時には趣味の話を書いたりして、上司へ提出するんです。 |
─新人Aさん、新人Bさんは、レポートについて何かエピソードなどありますか? | |
新人A | 上司の方からのコメント欄に『仕事での動きがいい!』と書かれていた時は、すごく嬉しかったですね。自分の仕事を見ててくれたことも嬉しかったですが、褒められるとは思っていなかったので。そのひと言で、ちょっと自信がつきました。 |
先輩 | そうだよな。新人の頃は何やっても心配というか、不安になるもんな。そういうひと言がものすごく嬉しいし、もっと頑張らなきゃ、って思えるよな。 |
─新人Bさんは、レポートについていかがでしたか? | |
新人B | 私は仕事でミスをした時のことを書いたら、次の作業で活かせるようなアドバイスが返ってきたことがあります。おかげで、ミスしたことをひとりで抱え込まずにいられました。その経験を、次の仕事に活かせるようにすることの大切さも気付くことができて、とても感謝しています。 |
先輩 | こうやって二人の話を聞くと新人のためのレポートみたいだけれど、逆に先輩の自分が、レポートを読んで教えられることもたくさんあるよ。自分とは違う視点で仕事をしている新人の子たちの思いや考えは、毎日会っていても、なかなか気付けないものだしね。 |
─1ヶ月間、毎日レポートを続けるのは、結構大変ではないですか? | |
新人B | 私は、そんなに大変だとは思わなかったですね。聞きたいこともたくさんあったからかもしれませんが。 |
新人A | 僕はたまに書くことが思いつけなかったことがありましたね。 |
先輩 | レポートのやり取りをしていると、分かるんだよな。あ、ネタが無いんだな、って。そういう時にはこちらから質問してみたり、時には課題を出したり・・・。どうしても人数が多いと、普段ゆっくり話せない。だから、レポートも大切なコミュニケーションツールの一つとして、有効に使いたいんだよね。 |
─ところで、先輩は部下のみなさんをまとめていく立場ですよね。いろいろとご苦労されたことも多かったのではないですか? | |
先輩 | 当たり前のことですが、10人いれば10通りの考え方や想いがありますよね。そんないろいろな考えの人たちをまとめていかなくちゃいけない、というところが大変と言えば大変かもしれません。だから、お互いに協力し合えるいい関係を築いていくためにも、日頃からのコミュニケーションは大切にしています。 |
─そのコミュニケーションにも含まれると思いますが、メイティックスでは、上司から部下へどういった形で技術を受け継いでいますか? | |
先輩 | 本当に必要・重要なことはしっかり理解できるまでとことん教えてくれる会社だと思います。会社の雰囲気として上司や先輩に“なぜ?”、“どうして?”が言いやすい環境だと思いますね。それは、二人も同じように思っているんじゃないかな。 |
新人B | そうですね。研修の時から思いますが、何でも聞きやすいというのは確かですね。 |
新人A | 仕事に対しては厳しいけど、人と人とのコミュニケーションはとりやすい、アットホームな雰囲気の会社だと、僕も思います。 |
─では、そんなメイティックスだからこそ実現できること、達成できることとは何でしょうか? | |
先輩 | 年齢や性別など関係なく、何かやりたいことがあれば発言できるし、カタチにすることができる、というところかな。チャレンジしたいことに対して、みんなが一緒になって協力してくれる。だから、若い子でもメイティックスの社員はみんな仕事に対して積極的だね。 |
新人A | 相談しやすいですよね。 |
新人B | 確かにそうですよね。仕事に対する積極性と責任感が育ちやすい環境だと思います。 |
─みなさまの今後の目標について聞かせてください。 | |
新人A | 1日でも早く、尊敬する先輩たちを追い越せるような技術を身に付けたい、と思っています。 |
先輩 | 頼もしいな!早くそうなってもらえるよう、応援するよ。 |
新人B | 私の目標は、「新人Bさんに任せれば大丈夫」と皆さんに頼ってもらえる社員になることです。メイティックスに入ってもらって良かった、と思ってもらえるように、責任ある仕事をやっていきたいです。 |
─先輩の今後の目標は何でしょうか。 | |
先輩 | 私の今後の目標は、さらなる職場環境の改善ですね。日常業務ももちろんだけど、技術面での教育もよりスムーズにできたら、と思います。やっぱり、働きやすい環境を整えて、みんなの仕事を支えることが、いい仕事、いい会社に繋がっていくと考えています。 |
─それでは最後に、先輩から、メイティックスで働くことを目指す学生の方にメッセージをお願いします。 | |
先輩 | 知識や技術は入社後に覚えてもらえばいいと僕は思っています。まずは、ヤル気と挑戦心のある人に入ってもらいたい!積極的に取り組める前向きな気持ちさえあれば大きく成長できるし、活躍できる会社だと思いますよ。 |